
返納した方が良い人
人間は高齢になると、認知機能や身体機能が低下してしまいます。
すると車の運転に支障が出るので、運転免許証を返納した方が良いでしょう。
その状態でも無理に運転すると、重大な事故を引き起こす可能性があり、大変危険です。
運転免許証を返納する際は、運転免許センターや警察署に行きます。
どちらの場合でも返納する際の手数料として、1100円を支払います。
さらに申請用の写真も用意しなければいけないので、事前に撮影を済ませておきましょう。
本人が運転免許を返納したいと申請しに行くのが最も良い方法ですが、本人が病気やケガで申請できない状態になっていることもあると思います。
その際は代理人が申請できるので、用意するものを確認しましょう。
基本的には本人が申請する際と変わりませんが、委任状が必要になります。
さらに、代理人の身分を証明できるものも必要だと忘れないでください。
ちなみに運転免許証は、身分証明として使えます。
これまで特に車を運転しなくても、身分証明のために運転免許証を持ち続けていた人がいるでしょう。
その人は返納すると、身分を証明できるものが何もなくて困ってしまいます。
しかし代わりに本人確認書類を受け取れるので、安心してください。
さらに運転免許証を返納した後は地域の交通機関を安い料金で利用できるなど特典がある場合も多く、車が無くても移動手段には困りません。
自分が住んでいる地域には、どのような特典があるのか調べてみましょう。